牛肉のカバブ料理
ハラールは、アラビア語で「許されている」「許可されている」を意味します。「許す」のは神ですから、その根拠は聖典クルアーンになります。
イスラーム法では、信徒の行為などについて、「許されている」「義務である」「禁じられている」「推奨されている」といった法規定を定め、信徒はそれに従って暮らします。
「ハラール」について、日常生活で特に問題になるのは、食事です。イスラーム法では、牛や羊をほふるとき、一定の規定にしたがわなければなりません。それがきちんと守られていると「ハラール肉」となります。ハラール肉を食べるという人間の行為も「ハラール」となります。ムスリムは、ハラールな食事を取ることに気をつけています。
関連項目
ザカート・アル=マール(定めの喜捨)
ザカート・アル=フィトル(断食明けのザカート)
サダカ